CRI Atom Craft ロボット のチュートリアルを始める前に、チュートリアルを進めていくために必要なデータの準備を行います。
Python3 のインストール
本チュートリアルは、スクリプト言語 「Python 3」 を使います。
Python のインストールが完了していない場合は、「 実行環境の準備 」を参考に Python のインストールを行いましょう。
チュートリアルフォルダーについて
CRI ADX SDKパッケージ(またはCRI ADX Toolsパッケージ)を展開(またはインストール)すると、次の場所にチュートリアルフォルダーが作成されます。
- macOS
~/Documents/CRIWARE/CriAtomCraft/tutorials
- Windows
cri\tools\ADX2\ver.3\tutorials
チュートリアルフォルダー以下の構成は次のようになっており、チュートリアルで使用する波形ファイルと、チュートリアルで作成するスクリプトファイルの保存フォルダーが用意されています。
- macOS
tutorials
┗━ robot
┃━ 344
┃ ┣━ local
┃ ┣━ tutorial_data # 波形ファイルフォルダー
┃ ┃ ┣━ tutorial_data01
┃ ┃ ┣━ tutorial_data02
┃ ┃ ┣━ tutorial_data03
┃ ┗━ Python # スクリプトファイルの保存フォルダー
┗━ 3xx
- Windows
tutorials
┗━ robot
┗━ local
┣━ tutorial_data # 波形ファイルフォルダー
┃ ┣━ tutorial_data01
┃ ┣━ tutorial_data02
┃ ┣━ tutorial_data03
┗━ Python # スクリプトファイルの保存フォルダー
チュートリアルフォルダーの表示と参照先について
「スクリプト」メニューから「 スクリプトリスト ...」 を選択して スクリプトリスト ウィンドウを表示すると、「samples [CRI]」と「tutorials [CRI]」のフォルダーとその内容が表示されます。
チュートリアルでは、この「tutorials [CRI]」フォルダーにスクリプトファイルを作成します。
「tutorials [CRI]」フォルダーをパスで示すと次のようになります。
- macOS
~/Documents/CRIWARE/CriAtomCraft/tutorials/robot/344/local/Python # チュートリアル用
(344系のパス。macOSでは robotの次にツールバージョンの数字が加わります。)
- Windows
cri\tools\ADX2\ver.3\tutorials\robot\local\Python # チュートリアル用
次は、 CRI Atom Craft のオブジェクト構造を理解しよう でスクリプトから操作するCRI Atom Craftの内部データについて説明します。