CRI Atom Craftにおけるローカライズとは、キャラクターのセリフなど言語依存性の高い波形ファイルを、ローカライズ言語向けのバイナリファイルを作成することを指します。
ここでは、本ツールを使用したローカライズ用データの作成方法について詳述します。
CRI Atom Craftにおけるローカライズの手法には、下記の2つの手法があります。
「 ローカライズ言語によるマテリアル切替 」はマテリアルに言語別のフォルダーを用意し、ビルド時に対応言語の波形を参照してビルドする仕組みです。
「 ローカライズ言語によるトラック切替 」はトラックに「適用言語」を指定し、ビルド時にトラックの適用状態が変わる仕組みです。
以下の使い分けをおすすめします。
マテリアル切替 はフォルダー構成や命名規則といったデータの管理構造によって自動的に言語を振り分けることができるため、管理が容易です。
対して トラック切替 はトラックごとに設定が必要になり、管理が複雑になります。