ボイスとボイスリミット

ボイス

ボイスとは、ADX の中で最も小さい発音単位であり、基本的に1つの波形を再生するのに1つのボイスを使用します。
キューの再生リクエストにより、キュー、トラック、ウェーブフォームリージョンの定義を元にランタイムライブラリ内にボイスが生成されます。
ボイスではツールによる設定値やプログラムによる追加設定値を元に信号処理が行われ、実際に出力する波形を生成します。
キューの内容が複数のウェーブフォームリージョンを同時に再生するような構造の場合、複数のボイスが同時に再生されます。
原則としてボイスはウェーブフォームリージョンの再生開始時に確保され、再生が停止したときに開放されます。

参照
ボイス数の制限

ボイスリミット

このボイスに対して発音制限を設ける機能がボイスリミット機能です。

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プロファイラーで確認する

ボイスの取得動作などはプロファイラーを使うことでリアルタイムで動作を確認することができます。
参照「 タイムラインビューアー