CRIWARE Unity Plugin Manual
Last Updated: 2024-12-05
[データ作成]編
CRI Sofdec用データ作成ツール
「Sofdec2 Encoding Wizard」
を使ってムービデータを作成します。
Sofdec2 Encoding Wizardはウィザード形式のエンコードツールです。
専門的な知識や経験がなくても簡単にムービデータを作成することができます。
以下、順を追ってツールの使い方について説明します。
(1) エンコードパラメータの指定
(2) エンコード
(1) エンコードパラメータの指定
「Sofdec2 Encoding Wizard」を起動し、ウィザードの指示に沿って、エンコードパラメータを設定してください。
(1-1) Sofdec2 Encoding Wizardの起動
Sofdec2 Encoding Wizardを起動すると、次のようなウィンドウが開きます。
(ファイル名:Sofdec2EncWiz.exe)
(1-2) プラットフォームの指定
最初に、ムービを再生するプラットフォームを選択します。
該当するプラットフォームがない場合は Standard を選択してエンコードを行って下さい。
[備考]
プラットフォームごとに最適なエンコードパラメータが自動的に適用されます。
(1-3) 入力ビデオ素材の指定
ビデオ素材の指定
ビデオ素材を指定します。連番静止画の場合は最初の画像ファイルを指定してください。
ビデオコーデック
ビデオコーデックを指定します。
プラットフォームで Standard を選択した場合は、ビデオコーデックに H.264 は指定できません。
SDK Ver.2.70よりiOS/AndroidのみH.264のエンコード、ランタイムでの再生をサポートしています。
(それ以外のプラットフォームでは未サポートになります)
コーデック別に利用可能な機能については
Sofdecの対応コーデックについて
をご参照下さい。
[備考]
使用できるビデオ素材は、AVI形式のビデオファイル、あるいは連番静止画ファイルです。
このチュートリアルでは、音声トラックを含んでいるAVIファイルを素材ファイルとして指定します。
(1-4) 入力音声素材の指定
[ビデオに含まれる音声トラックを使う]をチェックして、次のページへ進んでください。
[備考]
オーディオコーデックには低負荷のADXコーデックと、高圧縮のHCAコーデックから選択可能です。
詳細は
Sofdecの対応コーデックについて
をご参照下さい。
(1-5) 入力字幕素材の指定
字幕ファイルを指定せずに、次のページへ進んでください。
(1-6) 画質の設定
このページでは、エンコードするムービの画質や圧縮率を決定します。
ここでは「おまかせ設定」を選び、「標準」のままにしておいてください。
[備考]
(*1)「おまかせ設定」では、代表的なエンコードパラメータ設定がテンプレートとして用意されています。
テンプレートを選ぶだけで、最適な圧縮パラメータを適用してエンコードすることができます。
(*2)入力音声素材の指定のページでオーディオコーデックにHCAコーデックを選択している場合、
HCA圧縮の音質/圧縮率を変更することが可能です。
HCA圧縮の音質/圧縮率の選択
最高品質
HIGHEST
高品質(デフォルト)
HIGH
中品質
MIDDLE
低品質(高圧縮)
LOW
最低品質(最高圧縮)
LOWEST
例えば長時間の音声付きムービで、LOWEST:最高圧縮を選択してファイルサイズをなるべく抑える
といった調整が可能です。
(1-7) 出力先の指定
エンコードしたファイルの出力先を指定します。
(1-8) 確認
設定したエンコードパラメータをこのページで確認することができます。
OKであれば、[次へ]ボタンをクリックして、次のページへ移動してください。
[戻る]ボタンで該当ページに戻ることができるので、エンコードパラメータを再設定できます。
(2) エンコード
(2-1) エンコード
[Start]ボタンをクリックすると、設定したエンコードパラメータでエンコードを開始します。
エンコード中はエンコード作業の進み具合が表示されます。
[エンコードログ]ウィンドウに"Completed"とメッセージが表示されれば、エンコード作業は無事終了です。
(2-2) プレビュー
エンコードしたファイルは、Sofdec2 Viewerを使って確認することができます。
[エンコード]ページで
[Preview]ボタンをクリックすると、ムービが再生されます。
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