アクション機能

アクション機能

アクション機能は、キューのシーケンスに合わせて命令を実行するための機能です。
実行できる命令には、再生や停止、パラメーター変更などがあります。
アクション機能により、データ作成側(CRI Atom Craft側)でサウンドの制御を設計できます。
例えば、以下のような演出をデータ作成側で実装できます。

  • 楽曲の区間に合わせて、発音させるサウンドの種類を変える
  • 特定のトラックの再生完了に合わせて他のサウンドの再生を停止する
  • ビート同期 を併用して、ビートに同期した効果音の再生やBGMの切り換えを行う
  • エレベーターの移動音が停止したら到着音を再生する
  • AISAC を使用したエンジン音制御で、アクセル用コントロールが閾値以下になったらバックファイヤー音を再生する

シーケンスのタイムラインイベントとしてのアクション

アクション機能をシーケンスのタイムラインイベントとして利用するには、「アクション」と、これを配置する「アクショントラック」を用意します。
アクションはアクショントラック上に作成できる要素で、キューのシーケンスがその位置に到達すると、指定した内容が実行されます。
作成可能なアクションとアクションが作用する対象は、アクショントラックの種類によって異なります。

アクショントラックの種類と特徴

名称 特徴
アクショントラック キューやカテゴリに作用するアクションを作成するトラックです。
プレーヤーアクショントラック プレーヤーに作用するアクションを作成するトラックです。
セレクターアクショントラック セレクターに作用するアクションを作成するトラックです。

条件成立で実行するアクション

再生中のキューを監視し、指定の条件が成立したときに実行するアクションを設定できます。 このアクションはキューのインスペクターで設定します。 作成可能な条件成立型アクションは以下です。

条件成立型アクションの種類と特徴

名称 特徴
パラメーター監視アクション キューの再生パラメーターを監視し、指定条件成立時に実行するアクションです。
停止時アクション キューの再生停止を検知して実行するアクションです。