ここでは、ソフトウェアバイノーラライザーの設定とプレビュー時の適用方法について説明します。
ヘッドホン出力向けにソフトウェアバイノーラライザーを使用する場合、プロジェクトの設定で使用するバイノーラライザーを選択する必要があります。
プロジェクト設定の、「立体音響」→「ソフトウェアバイノーラライザータイプ」項目で使用するバイノーラライザーを選択します。
バイノーラライザータイプ | 説明 |
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CRI Binauralizer | ヘッドフォンバーチャルサラウンドエフェクトを使用したバイノーラライザー |
Sound xR | ヤマハ株式会社のソフトウェアバイノーラライザー HRTF は3タイプから選択可能 PCN:Sound xR の標準的な HRTF です。定位感を重視したいケースにおすすめです。 TC4:正面方向の音色変化を低減した HRTF です。ただし、正面方向の定位感が弱くなっています。HRTF 適用時の音色変化を小さくしたいケースにおすすめです。 TC4A:TC4 と同様な HRTF です。TC4 ほど音色変化は低減されませんが、TC4 よりも正面方向の上下左右の定位感を出したいケースにおすすめです。 |
これで、チャンネルベース出力をヘッドホン向け出力する際のバイノーラライザーの設定は終了です。
プロジェクトに設定したバイノーラライザーを有効にしてヘッドホン向け出力でプレビューするためには、PCプレビューのスピーカー設定 で「バイノーラルで再生する」を有効にします。