エンコーディングタイプ

エンコーディングタイプはマテリアルに適用する圧縮コーデックの種類のことです。
マテリアルをアプリケーションに組み込むためのバイナリファイルに出力するには、エンコーディングタイプを設定する必要があります。

エンコーディングタイプは以下のオブジェクトに設定可能です。

この内、マテリアル自身の設定が最も優先されます。
ターゲットコンフィグ設定以外のエンコーディングタイプが「デフォルト」になっている場合、マテリアルフォルダー、ターゲットコンフィグ の順でエンコーディングタイプを参照し、 メモリ再生かストリーム再生かで最終的なエンコーディングタイプが決定します。

更にターゲットコンフィグ には「メモリ用のエンコーディングタイプ」と「ストリーム用のエンコーディングタイプ」が独立して存在しています。
マテリアルのストリーミングタイプの設定に応じてエンコーディングタイプを変えたい場合に有用です。

criatom_tools_atomcraft_encd.png

例えば、マテリアルフォルダーのエンコーディングタイプにADX音声圧縮フォーマットが設定され、マテリアルにデフォルトの設定がされている場合、そのマテリアルのエンコーディングタイプはADX音声圧縮フォーマットとなります。
マテリアルに対して最終的にどのようなエンコーディングタイプが適用されるかは、マテリアルツリー上でマテリアルを選択した時にインスペクターに表示されるマテリアルの「エンコーディングタイプ」にカッコ表記されます。

criatom_tools_atomcraft_encording_type_default.png

エンコーディングタイプ一覧

エンコーディングタイプの一覧は以下の通りです。

エンコーディングタイプ 説明
デフォルト デフォルトの設定です。上位のマテリアルフォルダーやターゲットコンフィグ の設定に依存します。
ターゲットコンフィグ にはデフォルト設定はできません。
ADX ADX音声圧縮フォーマットを指定します。低圧縮率ですが、デコード負荷が軽いです。
HCA HCA音声圧縮フォーマットを指定します。高圧縮率のフォーマットで、使用するHCAの圧縮率 が変化します。ADXと比べるとデコード負荷は高くなります。
HCA-MX HCA-MX音声圧縮フォーマットを指定します。高圧縮率のフォーマットです。
デコード処理前にミキシングを行うためデコード負荷はHCA1本分となり、同時再生本数によってはHCAより負荷は軽いですが、デコード前にミキシングする関係上、HCA-MXタイプのエンコードサンプリングレートを同じにする必要があり、マテリアル毎のピッチ変化はできません。
DSPエフェクト処理もHCA-MX全体で一つに制限されます。ループ再生はループ区間が128サンプル単位になります。(128の倍数に変換するため最大63サンプルずれます。)
バンドパスフィルターの音色変化が他のエンコーディングタイプと異なります。(サンプリングレートの1/256単位)
機種固有1〜8 ターゲット毎に異なるエンコーディングタイプを設定したい場合に使用します。 各機種で実際に使用するエンコーディングタイプの設定はターゲットコンフィグ で行います。

注意:
機種固有のコーデックファイルを出力するためには、各ターゲットSDK付属のエンコードツール(exeもしくはdllファイル)が必要となります。
ターゲットコンフィグの設定

criatom_tools_atomcraft_encording_type_targetconfig.png

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