V2、V3との違いについて
  • CRI Atom Craft V2版とは
    V2版は、旧来のCRI Atom CraftでWindowsのみで動作します。
    カスタムプラグインはビルドのみに制限されます。
  • CRI Atom Craft V3版とは
    V2版と異なり、MacとWindows共通のUIを持ちます。
    カスタムプラグインの編集機能があります。

V2とV3の機能比較

項目 V2 V3
Macツール x o 参照 「 ツールの動作環境
Windowsツール o o
タイムラインでのウェーブフォームリージョン編集 x o
映像同期再生 o △(コーデック依存でシーク再生不可なものがあります)
機種固有コーデック o △(ビルドやプレビューはWindowsのみ)
参照 「 マルチプラットフォーム開発のための設定
6chのADXコーデック o o
リストでの編集 o o(編集の操作が変更されています)
参照 「 オブジェクトの編集
プロジェクトファイルオープン時のアップデート警告 o(ダイアログで表示) o(ログに表示)
参照 「 プロジェクトファイルの互換性について
マテリアルプレーヤービュー o △(情報表示のみ、再生未対応)
参照 「 マテリアルツリー

互換性について

  • CRI Atom Craft プロジェクトファイル
    プロジェクトファイルの基本的な動作として、古いバージョンのファイルを開くことが可能です。
    新しいバージョンのファイルは、古いツールでは開けなくなります。
    参照 「 プロジェクトファイルの互換性について

  • CRI Atom Craft プロジェクトファイルの移行のための特別な対応
    通常は上記の理由により、V2とV3を行き来するようなことができません。
    そこで、V2とV3のバージョンにのみ以下のルールで互換性をもたせています。
    以下の情報はCRI ADX2 Tools Ver.2.34.00とCRI ADX2 Tools Ver.3.34.00のみの対応になります。

V2.34.xx とV3.34.yyでプロジェクトファイルの互換性があります。
相互にプロジェクトを行き来でき、同じバイナリを出力することができます。

注意
なお、V3.35以降はV2互換性はありません。


V2からV3への変更点


レイアウト関連

項目 V2 V3
ツリー編集 での選択によるUI切り替え シングルクリックで選択した項目にUIが追従します。 シングルクリックは表示内容のみの更新。
ダブルクリックによりUIが追従します。
リスト編集 でのタブ機能 カスタマイズ可能なタブ機能。 列ボタンとして固定の組合せ。
レイアウトの強化 一部のビューのみウィンドウ化、配置が可能 ほぼ全てのビューの配置、ウィンドウ化に対応。レイアウトをショートカットキーで切り替えできます。
複数レイアウトを持つことが可能になりました。
参照 「 レイアウトメニュー
インスペクター V2版ではプロパティやディティールと呼ばれていた。 インスペクターリスト、インスペクターGUIに統合されました。
ログ内容 - メッセージ表示をよりわかりやすいように変更しました。 

プレビュー関連

項目 V2 V3
セッションウィンドウ での3Dポジショニング再生 未対応。 対応。
プロファイラーによる再生状況の取得 でのAtomCraft連携 未対応。タイムラインでAtomCraft側で該当するキューを表示。
参照 「 タイムラインビューアー
カスタムエフェクトプラグイン ビルドは可能ですが、プレビューや編集はできません。 プレビュー、編集が可能です。 

ツール関連

項目 V2 V3
同名オブジェクトを同階層に配置 ビルドに関わる項目のみ制限。 既存のデータは読み込めますが新たに配置は基本できません。
一部複製処理などで同名のデータを作ることは可能ですが、CSV入出力などで動作が保証されません。
マテリアルのバッチコンバート処理 SoundForgeバッチ呼び出しが可能。 未対応。
バージョン管理ツール連携 個別プラグインとして別ダウンロードとしてSubversion、Perforce提供 Subversion、Perforceプラグインを同梱しています。

ビルド関連

項目 V2 V3
コマンドライン(ターミナル)での操作 CraftCという別アプリによる起動。 CraftCではなく、Macの場合/CriAtomCraft.app/Contents/MacOS/CriAtomCraftに対してコマンド引数を実行します。
Windowsの場合はAtomCraft.exeに対して行います。
参照 「 CRI Atom Craftターミナル(コマンドライン)ビルドについて

インポート・エクスポート関連

項目 V2 V3
CSVのインポート 置き換え処理が基本。 GUIでの基本動作が「置き換え」から「マージ処理」に変更されています。
参照 「 CSVのフォーマットについて
複数のキューシートCSVの扱い 一つのcsvに複数のキューシートの情報が書き出される。 キューシートごとにCSVファイルが分割されて出力されます。
CSVのGUID値の項目 キューを削除する「-delete_existed_cueオプション」が無くなりました。 インポート時の置き換えを行っても内部のキューシートGUID値が保持されます。

V2、V3のキューシートCSVのフォーマット差異について

V3用のCSVフォーマットでは、AtomCraft上では表示されない構造管理用項目の追加が行われていますが、基本的に空欄指定で問題ありません。(空欄の場合、インポート時に自動で生成されます)
注意が必要な項目は、キューシートのOoUniqId項目(キューシートオブジェクトのUniqID)になります。
キューシートのOoUniqId項目はACBデータに個別識別子として埋め込まれるため、空欄指定を行った場合はインポートのたびに内容の異なるACBデータが生成されることになります。
このためインポート毎でのACBデータ完全一致を必要とする場合は、キューシートのOoUniqId項目への明示的な値設定を行う必要があります。

項目 V2 V3
文字コード Shift-Jis UTF-8
2行目のフォーマット Path,Name,Type始まり Path,Type始まり 
リンクパス 省略パス (パスは先頭のキューシート毎に共通部分が省略される。) フルパスに変更
Type名 省略名(Cue SubSynth LinkCue、CueSynthで始まるものの省略) 完全タイプ名(保存に使用されるAcOoから始まるタイプ名)
AISACの構造 AisacPointListという省略表記可能な構造があった 保存に使用される構造と一致するように変更 
Block DestinationBlockのパスの省略 DestinationBlockのパスがフルパス
ObjectColor 色情報がHTML的表現 色情報が保存に使用される表記に変更 
Category 名前をスペースで分けて設定していた。(Category0~15のそれぞれオブジェクトのリンクに変わる) Category0~15に指定
CueSheet 省略パス フルパスに変更
セレクター、スイッチ変数、LinkWaveform、LinkAisac 検索対象までのパスが省略されていた。 フルパスに変更
名前 Type Name Type OrcaName

参照 「 CSVのフォーマットについて