CRIWARE Unity Plugin Manual  Last Updated: 2024-12-05
CriAtomExAsrRack クラス

ASRラック [詳解]

CriDisposableを継承しています。

クラス

struct  Config
 ASRラック作成用コンフィグ構造体 [詳解]
 
interface  IPlatformConfig
 ASRラック作成用プラットフォーム固有コンフィグ構造体インターフェース [詳解]
 
struct  PerformanceInfo
 パフォーマンス情報 [詳解]
 
struct  PlatformConfig
 ASRラック作成用プラットフォーム固有コンフィグ構造体 [詳解]
 

公開メンバ関数

 CriAtomExAsrRack (Config config, IPlatformConfig platformConfig)
 ASRラックの作成 [詳解]
 
 CriAtomExAsrRack (Config config, PlatformConfig platformConfig)
 ASRラックの作成 [詳解]
 
void AttachDspBusSetting (string settingName)
 DSPバス設定のアタッチ [詳解]
 
void DetachDspBusSetting ()
 DSPバス設定のデタッチ [詳解]
 
void ApplyDspBusSnapshot (string snapshotName, int timeMs)
 DSPバススナップショットの適用 [詳解]
 
string GetAppliedDspBusSnapshotName ()
 スナップショット名の取得 [詳解]
 
PerformanceInfo GetPerformanceInfo ()
 ASRラックのパフォーマンス情報を取得 [詳解]
 
void ResetPerformanceMonitor ()
 ASRラックのパフォーマンス計測をリセット [詳解]
 
override void Dispose ()
 ASRラックの破棄 [詳解]
 

静的公開メンバ関数

static string GetAppliedDspBusSnapshotName (CriAtomExAsrRackId rackId)
 スナップショット名の取得 [詳解]
 
static PerformanceInfo GetPerformanceInfoByRackId (CriAtomExAsrRackId rackId=CriAtomExAsrRack.defaultRackId)
 ASRラックのパフォーマンス情報を取得 [詳解]
 
static void ResetPerformanceMonitorByRackId (CriAtomExAsrRackId rackId=CriAtomExAsrRack.defaultRackId)
 ASRラックのパフォーマンス計測をリセット [詳解]
 
static void SetAisacControl (CriAtomExAsrRackId rackId, string controlName, float value)
 名前指定によるAISACコントロール値設定 [詳解]
 
static void SetAisacControl (CriAtomExAsrRackId rackId, int controlId, float value)
 ID指定によるAISACコントロール値設定 [詳解]
 
static void SetDefaultConfig (ref Config config)
 デフォルトパラメーターをセット [詳解]
 
static void GetNumRenderedSamples (CriAtomExAsrRackId rackId, out Int64 numSamples, out Int32 samplingRate)
 ASRラックの総レンダリング量の取得 [詳解]
 

公開変数類

const CriAtomExAsrRackId defaultRackId = 0
 デフォルトASRラックID [詳解]
 
const CriAtomExAsrRackId IllegalRackId = -1
 不正なラックID [詳解]
 

プロパティ

CriAtomExAsrRackId rackId [get]
 ASRラックIDの取得 [詳解]
 
static Config defaultConfig [get]
 デフォルトコンフィギュレーション [詳解]
 

詳解

ASRラック

構築子と解体子

CriAtomExAsrRack ( Config  config,
IPlatformConfig  platformConfig 
)
inline

ASRラックの作成

引数
configコンフィグ構造体
platformConfigプラットフォーム固有パラメータ構造体
戻り値
ASRラック
説明:
ASRラックを作成します。
本関数で作成したASRラックは、必ず Dispose 関数で破棄してください。
プラットフォーム固有パラメータを使用しない場合は platformConfig にnullを指定してください。
CriAtomExAsrRack ( Config  config,
PlatformConfig  platformConfig 
)
inline

ASRラックの作成

非推奨:
削除予定の非推奨APIです。 CriWare.CriAtomExAsrRack.CriAtomExAsrRack(Config, IPlatformConfig) の使用を検討してください。
引数
configコンフィグ構造体
platformConfigプラットフォーム固有パラメータ構造体
戻り値
ASRラック
説明:
ASRラックを作成します。
本関数で作成したASRラックは、必ず Dispose 関数で破棄してください。

関数詳解

void AttachDspBusSetting ( string  settingName)
inline

DSPバス設定のアタッチ

引数
settingNameDSPバス設定の名前
説明:
DSPバス設定からDSPバスを構築してASRラックにアタッチします。
本関数を実行するには、あらかじめ CriAtomEx::RegisterAcf 関数でACF情報を登録しておく必要があります
注意:
本関数は完了復帰型の関数です。
本関数を実行すると、しばらくの間Atomライブラリのサーバ処理がブロックされます。
音声再生中に本関数を実行すると、音途切れ等の不具合が発生する可能性があるため、 本関数の呼び出しはシーンの切り替わり等、負荷変動を許容できるタイミングで行ってください。
参照
CriAtomExAsrRack::DetachDspBusSetting, CriAtomEx::RegisterAcf
void DetachDspBusSetting ( )
inline

DSPバス設定のデタッチ

説明:
DSPバス設定をデタッチします。
注意:
本関数は完了復帰型の関数です。
本関数を実行すると、しばらくの間Atomライブラリのサーバ処理がブロックされます。
音声再生中に本関数を実行すると、音途切れ等の不具合が発生する可能性があるため、 本関数の呼び出しはシーンの切り替わり等、負荷変動を許容できるタイミングで行ってください。
参照
CriAtomExAsrRack::AttachDspBusSetting
void ApplyDspBusSnapshot ( string  snapshotName,
int  timeMs 
)
inline

DSPバススナップショットの適用

引数
snapshotNameDSPバススナップショット名
timeMsスナップショットが完全に反映されるまでの時間(ミリ秒)
説明:
DSPバススナップショットをASRラックに適用します。
本関数を呼び出すとスナップショットのパラメータに変化します。 完全に変化を終えるまでに、timeMsミリ秒かかります。
static string GetAppliedDspBusSnapshotName ( CriAtomExAsrRackId  rackId)
inlinestatic

スナップショット名の取得

引数
rackIdラックのID
戻り値
スナップショット名
説明:
現在設定されているスナップショット名を取得します。設定されていない場合、nullを返しします。
string GetAppliedDspBusSnapshotName ( )
inline

スナップショット名の取得

戻り値
スナップショット名
説明:
現在設定されているスナップショット名を取得します。設定されていない場合、nullを返しします。
PerformanceInfo GetPerformanceInfo ( )
inline

ASRラックのパフォーマンス情報を取得

戻り値
ASRラックのパフォーマンス情報
説明:
現在のASRラックインスタンスからパフォーマンス情報を取得します。
参照
CriAtomExAsrRack::ResetPerformanceMonitor, CriAtomExAsrRack::GetPerformanceInfoByRackId
static PerformanceInfo GetPerformanceInfoByRackId ( CriAtomExAsrRackId  rackId = CriAtomExAsrRack.defaultRackId)
inlinestatic

ASRラックのパフォーマンス情報を取得

引数
rackIdラックのID
戻り値
ASRラックのパフォーマンス情報
説明:
指定したIDのASRラックのパフォーマンス情報を取得します。
ラックIDを指定しない場合、ライブラリ初期化時に生成されるデフォルトASRラックのパフォーマンス情報が返されます。
不正なラックIDが指定された場合、メンバー変数の値がすべて0の構造体が返されます。
参照
CriAtomExAsrRack::ResetPerformanceMonitorByRackId, CriAtomExAsrRack::GetPerformanceInfo
void ResetPerformanceMonitor ( )
inline

ASRラックのパフォーマンス計測をリセット

説明:
現在のASRラックインスタンスのパフォーマンス計測をリセットします。
参照
CriAtomExAsrRack::GetPerformanceInfo, CriAtomExAsrRack::ResetPerformanceMonitorByRackId
static void ResetPerformanceMonitorByRackId ( CriAtomExAsrRackId  rackId = CriAtomExAsrRack.defaultRackId)
inlinestatic

ASRラックのパフォーマンス計測をリセット

引数
rackIdラックのID
説明:
指定したIDのASRラックのパフォーマンス計測をリセットします。
ラックIDを指定しない場合、ライブラリ初期化時に生成されるデフォルトASRラックのパフォーマンス情報がリセットされます。
参照
CriAtomExAsrRack::GetPerformanceInfoByRackId, CriAtomExAsrRack::ResetPerformanceMonitor
static void SetAisacControl ( CriAtomExAsrRackId  rackId,
string  controlName,
float  value 
)
inlinestatic

名前指定によるAISACコントロール値設定

引数
rackIdラックのID
controlNameAISACコントロール名
valueAISACコントロール値
説明:
名前指定でAISACコントロール値を設定します。
static void SetAisacControl ( CriAtomExAsrRackId  rackId,
int  controlId,
float  value 
)
inlinestatic

ID指定によるAISACコントロール値設定

引数
rackIdラックのID
controlIdAISACコントロールID
valueAISACコントロール値
説明:
ID指定でAISACコントロール値を設定します。
static void SetDefaultConfig ( ref Config  config)
inlinestatic

デフォルトパラメーターをセット

引数
config初期化コンフィグ
説明:
CriWare.CriAtomExAsrRack.CriAtomExAsrRack で使用する初期化コンフィグにデフォルトパラメーターをセットします。
override void Dispose ( )
inline

ASRラックの破棄

説明:
ASRラックを破棄します。
static void GetNumRenderedSamples ( CriAtomExAsrRackId  rackId,
out Int64  numSamples,
out Int32  samplingRate 
)
inlinestatic

ASRラックの総レンダリング量の取得

引数
rackIdラックのID
numSamplesレンダリング済みサンプル数
samplingRateサンプリングレート
説明:
ASRラックのレンダリング済みサンプル数とサンプリングレートを取得します。
注意:
本関数のレンダリング済みサンプル数の増加パターンは実行中のプラットフォームや出力デバイスによって変化する可能性があります。

メンバ詳解

const CriAtomExAsrRackId defaultRackId = 0

デフォルトASRラックID

説明:
デフォルトのASRラックIDです。 通常出力に戻す場合や生成したASRラックを破棄する場合には、各種プレーヤに対して この定数を利用してASRラックIDの指定を行ってください。
参照
CriAtomExPlayer::SetAsrRackId, CriMana::Player::SetAsrRackId
const CriAtomExAsrRackId IllegalRackId = -1

不正なラックID

説明:
デフォルトのASRラックIDです。 ASRラックの生成に失敗した場合に返る値です。

プロパティ詳解

CriAtomExAsrRackId rackId
get

ASRラックIDの取得

説明:
ASRラックオブジェクトのIDを取得します。
Config defaultConfig
staticget

デフォルトコンフィギュレーション

非推奨:
削除予定の非推奨APIです。 CriWare.CriAtomExAsrRack.Config.Default の使用を検討してください。
説明:
デフォルトコンフィグです。
備考:
本プロパティで取得したデフォルトコンフィギュレーションを必要に応じて変更して
参照
CriAtomExAsrRack::CriAtomExAsrRack

このクラス詳解は次のファイルから抽出されました: