FBXへの埋め込み・連携
CriLipsMake2の、Mpeg4-Visemesアニメーションカーブファイル(.csv)の出力結果をFBXへ埋め込むサンプル samples/fbx_exporter_sample.py です。
アニメーションカーブデータをFBXへ埋め込むことで従来の制作フローを維持したり、様々なツールで取り込みやすくなります。
準備
サンプルスクリプトの動作には以下の環境が必要です。
- Python 3.10.x(3.10.11で動作確認済み)
- FBX Python SDK 2020.3.7 Python(※SDKはPython 3.10.x専用です)
また、本サンプルスクリプトの実行にはAutodesk社のFBX Python SDKの導入が必要です。
FBX Python SDKはAutodesk FBX SDKからダウンロードして下さい。
その後、下記のようなパスにインストールしたwhlファイルをPythonの実行環境にインストールしてください。
C:/Program Files/Autodesk/FBX/FBX Python SDK/2020.3.7/fbx-2020.3.7-cp310-none-win_amd64.whl
使い方
> python fbx_exporter_sample.py input.csv output.fbx
- input.csv
- CriLipsMake2.exeで解析した、Mpeg4-Visemesアニメーションカーブファイル(.csv)のファイルパスを指定します
- output.fbx
- input.csvの内容が埋め込まれたFBXファイルの出力パスを指定します
埋め込み先のFBXファイルの差し替え
アニメーションカーブを埋め込む先のFBXファイルはコード内で定義しています。
# 対象キャラクターのfbxファイル名
TEMPLATE_FBX_FILE = f"{os.path.dirname(__file__)}/LipsyncHead.fbx"
別キャラクターに差し替える場合は、リップシンク情報の仕様にあるブレンドシェイプターゲットが必要です。