CRI LipSyncは、ディープラーニングによる音声解析技術を活用し、音声データから自然な口パターンを自動生成する音声解析リップシンクミドルウェアです。
ゲーム内の会話シーンなどで、セリフに合わせた自然な口の動きを生成します。

2025年11月、事前解析に特化した「CRI LipSync Alive」をリリースいたしました。​
「CRI LipSync」の次世代版として、母音5種に加え子音9種を含む最大14種類のアニメーションカーブを出力できる、事前解析特化型の次世代ツールです。

特長

1. 音声データの入力から自然な口パターンを自動生成

1. 音声データの入力から自然な口パターンを自動生成

入力された音声データの波形を解析し、自動で最適な口の形を出力します。また舌の位置や両唇音による口の開閉など、実際の発音に即して再現することが可能です。
2. 2D/3Dモデルの両方に対応

2. 2D/3Dモデルの両方に対応

生成した口パターンは様々なモデルデータに組み込みやすい形式で出力されます。2D/3Dの両方に対応しており、幅広い用途・ジャンルでより豊かなゲーム体験を実現します。
3. 言語に依存しない多言語対応

3. 言語に依存しない多言語対応

日本語のみならず、あらゆる言語で口パターンを生成することができます。あらかじめ各言語の辞書データなどを用意する必要もありません。複数言語でワールドワイド展開をするタイトルの開発を大幅に効率化します。

4. 幅広い声質に対応

老若男女さまざまな声質のセリフを解析することができます。音程の高さ・低さに関わらずあらゆる声質に対応し、口パターンを生成します。

主な機能

LipSync Library

サウンドミドルウェア「CRI ADX®」と連携し、入力した音声からリアルタイムに口の動きのパターンを作成します。CRIWAREのユーザーは無償で利用できます。

開発効率化に貢献

開発効率化に貢献
手作業で事前に作りこむ必要がないため、開発を効率化します。

各種ゲームエンジンに対応

各種ゲームエンジンに対応
Unity、Unreal Engine環境での開発にご使用いただけます。

マルチプラットフォーム対応

マルチプラットフォーム対応
スマートフォン、PlayStation®5、Xbox Series X/S、Nintendo Switch™、PCなど幅広いプラットフォーム上で動作します。

ADXとの連携

ADXとの連携
サウンドミドルウェア「CRI ADX®」と連携し、再生した音声から簡単に口パターンを取得できます。

歌唱データも解析可能

歌唱データも解析可能
通常の会話だけでなく、歌声の解析にも対応しています。
LipSync Tools
LipSync V 
LipSync Alive 

製品仕様・料金

LipSync Library
LipSync Tools
LipSync V
LipSync Alive

話者と言語によらず、あらゆる音声データに対して解析を行い、音声に対応するリップシンクアニメーションを出力します。

提供SDK事前解析コマンドラインツール
(サンプル、ドキュメント)
対応ゲームエンジン対応なし
(単独で使用するツールのため)​
対応プラットフォームWindows
料金(税抜)ご利用内容に応じた料金プランをご案内しております。 ​
詳しくは弊社お問い合わせフォームからお問い合わせください。​

導入フロー

下記導入フローや料金体系はゲームでのご利用を対象にしております。
その他のコンテンツでご利用の場合は個別にお問い合わせください。

LipSync Library
LipSync Tools
LipSync V 
LipSync Alive 

トピックス

CEDEC2019

CEDEC2019で大変多くのご来場者さまに参加いただいたCRIのスポンサーセッション 「キャラクターをより魅力的に! ゲーム向けリップシンクミドルウェア」のセッション動画・講演資料が公開になりました。

試用申し込み

お問い合わせフォームより、希望する製品やプラットフォーム、エンジンなどをお知らせください。
契約や料金についてのお問い合わせも下記フォームで受け付けております。