CRI ADX2(Unity)
入門編03 初期化設定を行う
サウンドデータを準備できたら、UnityシーンでCRIWARE Unity Pluginの初期化設定を行います。
プラグイン初期化用コンポーネントをシーンに配置する
以下の動画のように、GameObject>CRIWAREメニューから、二つのコンポーネントを含めたGameObjectを作成しましょう。
CriWareInitializer
プラグイン初期化用コンポーネントです。
CRIWAREプラグインを動作させるためには、このコンポーネントをシーンに配置する必要があります。
CriWareErrorHandler
エラー処理用コンポーネントです。
プラグインが正常に動作できなかった場合、このコンポーネントを通してエラーメッセージがUnityコンソールに出力されます。
必須ではありませんが、開発中はとても役立ちますので、シーンに配置しておきましょう。
サウンドデータをシーンに配置する
音声を再生するためには、作成したサウンドデータをロードする必要があります。
以下の手順でコンポーネントを配置すれば、シーン開始時にデータがロードされます。
1.空のGameObjectを作成します。ここでは「CRIWARE」と名付けます。
2.「CRIWARE」にCriAtomコンポーネントを追加します。
3.CriAtomコンポーネントにACFファイル名を設定します。
4.「Add Cue Sheet」ボタンを押し、キューシート、ACBファイル、AWBファイル(存在する場合)の名前を指定します。
注意:
・上記で指定した「ファイル名」は、正確には「StreamingAssetsフォルダからの相対パス」を意味します。
StreamingAssets直下以外の場所にファイルを移動した場合は気を付けましょう。
・ACB/AWBファイルをリネーム指定していなければ、キューシート名はこれらのファイル名と同じです。
以上の手順で初期化設定はおしまいです。