CRI ADX2(Unity)
準備編02 様々なCriWare Unity Plug-in
エディションの比較
CriWare Unity Plug-inはライセンシング形態により、現在3種類のエディションが存在します。
それぞれの特徴について説明します。
LE版(CRI ADX2 LE)
ダウンロード:https://www.adx2le.com/download/index.html
- 小規模事業者・個人向けの無償エディションです。
- ADX2による音声機能を提供します。
- 対応プラットフォームはWindows/Macとスマートフォン(iOS/Android)になります。
- タイトルの年間売り上げが1000万円に上るまで費用が発生しません。
(売り上げが1000万円になった場合はPro版に移行していただきます)
UP版(Unityアセットストア版)
購入ページ:https://assetstore.unity.com/packages/tools/audio/cri-adx2-unity-plugin-assetstore-100086
- Unityアセットストアで販売されているエディションです。
- LE版と同じ機能が含まれますが、使用権の買い切りにより、タイトルの売り上げと関係なくお使いいただけるのがポイントです。
- 一方、対応プラットフォームはWindows/Macのみになります。
Steamなどでタイトルの販売を展開するインディー開発者の方にはうってつけです。
Pro版(CRI ADX2)
試用申し込みフォーム:http://www.cri-mw.co.jp/contact/game.html
- 法人用のライセンシング形態で、より豊富なプラグイン機能をお使いいただけます。
- Pro版の場合、以下の機能が含まれています:
- ADX2(サウンド機能)
- Sofdec2(動画エンコード・ゲーム内再生機能)
- ファイルマジック(ファイル管理機能)
- Windows / Mac、家庭用ゲーム機、スマートフォン、ブラウザなど、幅広いプラットフォームに対応しています。
- 有料版ですが、開発時に費用が発生せず、ゲームの発売が決まった時点で初めて支払いが発生します。
支払い形態も多種に用意しております。
LE版 / UP版:どっちを選ぶ?
同じ小規模開発向けのエディションですが、ご利用の目的・展開予定のプラットフォームに合わせてお選びいただけます。
LE版:とりあえず CRIWARE を触ってみたい方、スマホでもリリースしたいインディー開発者におすすめです。
UP版:デスクトップ向けゲームを開発したいインディー開発者におすすめです。
補足説明
- どのバージョンでもオーサリングツールのAtomCraftをお使いいただけます。
- 近日中のアップデートにより、Windows/Mac両対応のAtomCraft Ver.3をご利用いただけます。
- UP版のオーサリングツールはアセットストアで購入後、サポートページでダウンロードできます。
- LE版・UP版のバージョンアップのタイミングはPro版と異なります。Pro版は他のエディションより更新頻度が高いです。
まとめ
各エディションの特徴は下表にまとめられます:
LE版 | UP版 | Pro版 | |
---|---|---|---|
機能 | ADX2 | ADX2 | ADX2 Sofdec2 FileMajik |
オーサリングツール | Windows / Mac | Windows / Mac | Windows / Mac |
ランタイム 対応プラットフォーム |
Windows / Mac iOS / Android |
Windows / Mac | Windows / Mac iOS / Android PlayStation 5 / Xbox Series X・S / PlayStation 4 / Xbox One / Nintendo Switch Webブラウザ |
料金 | 無料 (年間売り上げ1000万円まで) | USD $99 | 売り上げ連動 他 |