CRI ADX2(Unity)
準備編01 はじめに知っておきたい CRIWARE Untiy Plug-in 基礎知識
CRIWARE Unity Plug-in とは？
CRIWARE Unity Plug-in（以下、CRIWAREプラグインと表記します）とは
- ADX2（音声再生用ミドルウェア）
- Sofdec2（動画再生用ミドルウェア）
- ファイルマジックPRO（ファイル管理用ミドルウェア）
本チュートリアルでは、CRIWAREプラグインの機能のうち、ADX2 による音声再生の仕様手順を解説します。
この章は基礎知識を紹介するページとなっています。
実際の使用手順を把握したい方は、この章を飛ばしても問題ありません。
ワークフローについて
CRIWAREプラグインでサウンド実装を行う場合のワークフローは、以下の図のようになります。
まず、音声素材をサウンドデータ(WAVデータ)などで必要な分だけ用意します。
オーサリングツール 「CRI Atom Craft」 を使って、Unity向けCRI ADX2用データをビルドします。
ビルドしたサウンドデータを Untiy プロジェクトにインポートします。
最後に、シーン上で初期化設定を行い、C#で記述されたクラスコンポーネントをゲームオブジェクトに
貼り付けることでサウンド再生を行うことができます。
サウンド再生の制御は、CRI ADX2 の C#ラッパーAPI を通して行います。
関連リンク
Atom Craftチュートリアル
サウンドオーサリングツール「CRI Atom Craft」については別途チュートリアルが用意されています。
用語集
CRIの製品についての用語をまとめたページがあります。
CRI Atom Craftでビルドしたサウンドデータについて
CRI Atom Craft でビルドを行うと、「.acf」ファイルが1つ、「.acb」ファイルと「.awb」ファイルが複数生成されます。
これらをまとめてサウンドデータと呼んでいます。
ACFファイルとは？
ACFファイルとは拡張子がacfになっているファイルのことです。
このファイルにはCRI Atom Craftで設定した、Category分類やAISAC設定、Bus設定などが記録されています。
ACBファイルとは？
ACBファイルとは拡張子がacbになっているファイルのことです。
このファイルにはCRI Atom Craftで作成した各CueSheetのバイナリ情報が記録されています。
「メモリ再生」に設定した波形データもこのファイルに記録されています。
AWBファイルとは？
AWBファイルとは拡張子がawbになっているファイルのことです。
このファイルには「ストリーム再生」に設定した波形データが記録されています。