概要
- 「ボイスプール」そのものについては下記情報をご参照ください。
- ボイスプール作成設定を行う箇所が2か所あります。
- (a)UEプロジェクト設定(CriWare)
- (b)CRI AtomCraft
- ボイスプールは複数作成可能です
- (a)(b)それぞれ複数のボイスプール作成設定を設けることができます
- 本プラグイン初期化時に、全てのボイスプール作成設定に基づいてボイスプールが自動作成されます
(a)UEプロジェクト設定(CriWare)でボイスプール作成設定を行う
- 「Unrealエディタ > プロジェクト設定 > CriWare > Atom」ページ上で設定可能です。
具体的には次の項目を設定します。
- メモリ再生用ボイスプール
- Number of Standard Memory Voices
- Number of Channels of Standard Memory Voice
- Sampling Rate of Standard Streaming Voice
- ストリーム再生用ボイスプール
- Number of Standard Streaming Voices
- Number of Channels of Standard Streaming Voice
- Sampling Rate of Standard Streaming Voice
- HCA-MXメモリ再生用ボイスプール
- Number of HCA-MX Memory Voices
- Number of Channels of HCA-MX Memory Voice
- Sampling Rate of HCA-MX Voice
- HCA-MXストリーム再生用ボイスプール
- Number of HCA-MX Streaming Voices
- Number of Channels of HCA-MX Streaming Voice
- Sampling Rate of HCA-MX Voice
(b)CRI AtomCraft でボイスプール作成設定を行う
- CRI AtomCraft 上でボイスプール作成設定を行うことができます。
具体的な設定方法については「CRI AtomCraft マニュアル > ボイスプール」をご参照ください。
想定されるワークフロー
- 次のようなワークフローが考えられます。
- (A)ボイスプールの作成設定はAtomCraftのみで行い、それ以外では設定しない
- (B)汎用的なボイスプールはUEプロジェクト設定(CriWare)で設定し、7.1.4ch等特殊なボイスプールのみAtomCraftで設定する
- (C)ボイスプールの作成設定はUEプロジェクト設定(CriWare)のみで行い、それ以外では設定しない
- ワークフロー(A)を実現するには、UEプロジェクト設定(CriWare)側のボイスプール作成設定を明示的に無効にする必要があります。
具体的には下記設定値をゼロにしてください。
- Number of Standard Memory Voices
- Number of Standard Streaming Voices
- Number of HCA-MX Memory Voices
- Number of HCA-MX Streaming Voices
ボイスプールとDbas
- ワークフロー(A)又は(B)を選択した場合、Dbas設定を手動で直接指定してください。
これは次の目的で必要な作業です。
- メモリ確保量を適切にするため
- Atomの実際のストリーミング再生を円滑にするため
- 具体的には「プロジェクト設定 > CriWare > Atom > Enable Direct Dbas Config」にチェックを入れ、次のプロパティ値を適切に指定してください。
- Dbas Max Streams
- Dbas Max Bps
- Dbas Max Mana Streams
- Dbas Max Mana Bps
- 上記プロパティについての個別の説明は、 CRIWAREの初期化パラメータ詳細 をご確認ください。