Asset Support Add-onとは?
- Asset Support Add-onは、CRIWARE関連データをUnityアセット形式で取り扱うことを可能にするアドオンプラグインです。
本アドオンを導入することで、以下の2つの機能が利用できます。
- CRI Assets:データのUnityアセット化とそれに伴う各種開発補助
- CRI Addressables:Addressable Asset Systemでのデータロードへの対応
- 従来、CRIWARE for Unity ではツール出力のCRIWARE関連データをそのままファイルパス経由で取り扱っていました。
Asset Support Add-onの導入によりCRI Assetsの機能が有効になると、これらのデータをUnityアセットとして取り扱うことが可能になります。
- さらに、CRI Assetsによりアセット化したデータであれば、CRI Addressablesの機能によりAddressable Asset Systemでのロードができるようになります。
AssetBundleに含められた場合でも、ロード時にメモリに展開することなくストリーミングでの読み込みが可能になります。
- 本マニュアルでは、CRI AssetsとCRI Addressablesの利用方法についてまとめます。
よくある質問・トラブルシューティング
CRI Assets
CRI Addressables
Asset Support Add-onのインストール方法
- Asset Support Add-onのプラグインパッケージは、SDK内の以下のパスに配置されています
Asset Support Add-onを使うには、CRIWARE for UnityのAssembly Definition対応版が必要です。
従来構成のプラグインとの組み合わせはできないため、ご注意ください。
- 注意事項:
- Asset Support Add-onは以下の環境でのみご利用になれます。
- Unity 2019.4.0f1以降
- CRI Addressablesを利用する場合 : Addressable Asset System 1.15.1 以降
- Asset Support Add-onではCRI独自のScripted Importerを追加しています。
CRIWARE関連ファイル(.acf/.acb/.awb/.usmなど)に対して独自のScripted Importerを実装している場合、処理が競合するので注意してください。
Asset Support Add-on におけるファイル・アセット群の呼称
- 本マニュアルでは、Asset Support Add-on を利用する上で登場する各アセット・ファイルを区別するために以下の呼称を用います。
- Non-Asset CRIデータ
- ACF/ACB/AWBやUSMなど、CRIが提供するツールによって生成されたファイルを指します。
Non-Asset CRIデータを直接利用する場合は、そのファイルパスを指定する必要があります。
- CRIアセット
- Asset Support Add-onによってNon-Asset CRIデータをインポートして生成されたアセットを指します。
ACFアセット/ACBアセット/AWBアセットやUSMアセットなどが CRI アセットに該当します。
- CRIバーチャルアセット
- 内部に CRIアセットへの参照を持ち、CRIアセットと同様に振る舞うアセットを指します。
Non-Asset CRIデータのインポートによって生成されるものではなく、Unity Editor上で作成して利用します。
「 マルチプラットフォームアセット 」や「 多言語対応ACBアセット 」がCRIバーチャルアセットに該当します。