CRI ADX  Last Updated: 2024-03-21 14:32 p
CRI Atom Craft 新機能トピックス

従来のVersion2との比較は V2、V3との違いについて をご覧ください。

CRI Atom Craft Ver.3.52.00 新機能トピックス

Sound xR対応

ヤマハ株式会社の「Sound xR」を用いたイヤホン/ヘッドフォン向けの仮想立体音響の再生に対応しました。

詳細は、 ソフトウェアバイノーラライザー の項目を参照してください。

立体音響機能の更新

次の方式の再生に対応しました。

バススナップショット対応

バススナップショットとは、バス単体でスナップショットを適用できる機能です。

バススナップショットにより、異なるスナップショットを複合して適用することも可能となりました。

これにより、想定されるシチュエーション分のスナップショットを用意する必要が無くなり、エフェクトを使用する演出の取り回しがしやすくなります。

詳細は下記のページをご覧ください。

CRI Atom Craft のUIデザインを刷新

UIデザインを刷新し次の更新をしました。

  • 全体
    • ダークテーマの配色に変更
    • 各種アイコンを更新
  • ツールバー
    • 「プレビューミキサー」、「プレビュースピーカー設定」の項目を追加
    • 「新規プロジェクト」、「プロジェクトを開く」の項目を削除
  • ツリー
    • ツールバーに「行の拡大率」を追加
    • 色の表示を背景ハイライトから、左部にアイコン表示に変更
  • ミキサー
    • 全体のUIデザインを更新
    • ボリュームスライダーに dB表示追加

CRI Atom Craft Ver.3.50.00 新機能トピックス

パラメーター監視アクション

パラメーター監視アクション とはキューのパラメーターを監視して、指定した条件の成立時に実行するアクションです。

「AISACコントロールの値が0.5以下になったら、キューを再生」といった演出が可能です。

停止時アクション

停止時アクション とは、再生中のキューの停止を検知して実行するアクションです。

「エレベーターの移動音の停止時に到着音を再生する」など、キューの停止をトリガーとする演出を行うことができます。

立体音響対応

下記の波形ファイルが入力素材として使用可能になりました。
プレビューでは、CriSpatializer を使用したバイノーラルプレビューが行えるようになりました。

セレクターによるシーケンススタートマーカーの制御

開始したいスタートマーカーをセレクターで指定できるようになりました。

シーケンススタートマーカー

ビート同期トラックが複数作成可能に

これまで1つしかなかったビート同期トラックが複数作成出来るようになりました。

ビート同期トラックごとにビート同期を配置できるようになり、 ビート同期ラベル を設定することで、 ビート同期トラックと同期対象アクションの関連付けが行なえるようになりました。

ビート同期

ワークユニットの階層化

ワークユニットをフォルダーで分ける ことができるようになりました。

多人数で開発する際に、自分が編集するワークユニットだけを見たい場合に便利です。

CRI Atom Craft Ver.3.48.00 新機能トピックス

ツリービューの複数表示

プロジェクトツリーワークユニットツリーマテリアルツリー の複数表示に対応しました。
この機能によって、次のような利用が可能になります。

同種のツリーに属すオブジェクトの比較や閲覧

複数のツリーを表示することで一度に多くのオブジェクトを表示できるため、オブジェクトの比較や閲覧がしやすくなります。
例えば、表示が見切れる数のキューが格納されているキューシートにおいて、先頭と末尾のキューを並べて表示するといった利用が可能になります。

縦方向のスクロールを軽減した編集操作

同種のツリーを表示することで、オブジェクトの移動や複製などの編集操作で生じる縦方向のスクロールを軽減できます。
また、一方のツリーからもう一方のツリーにドラッグ&ドロップすることも可能です。
位置が離れたキュー間でキューリンクを作成する、といった操作がやり易くなります。

ツリービューの複数表示に関する操作の詳細は、 ツリーの複数表示 の「ツリービューの追加・削除」の項目を参照してください。

ビューの固定表示

従来のツールでは、ツリーやリストでオブジェクトを選択すると他のビューの内容も切り替わっていました。
今回追加したビューのリンクモード機能を利用することで、表示する内容を固定することが出来ます。

ビューの固定表示に関する操作の詳細は、 ツリーの複数表示 の「ビューのリンクモード」の項目を参照してください。

マテリアルの原音再生

マテリアルの原音再生に対応しました。
原音とエンコード後の聞き比べがしやすくなります。

詳細は 原音再生 の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.47.00 新機能トピックス

出力ポート機能

  • 出力ポート を追加しました。
  • 本機能の利用により、トラック再生時の出力先をアプリケーションで管理しやすくなります。

CRI Atom Craft ロボットの更新

今回の更新により コンソール版 CRI Atom Craft からプロファイラーのログの取得や出力ができるようになります。

「サラウンダー」をアップデート

  • サラウンダー をカスタムエフェクトプラグイン化しました。
  • サラウンダーのフロント/サラウンドに3バンドイコライザーを追加しました。

「I3DL2リバーブ」をアップデート

I3DL2リバーブ にバージョン2を追加しました。
バージョン2では、I3DL2規格の各パラメーターがより正しく反映されるように内部アルゴリズムを改善しています。
※ CRI Atom Craft Ver.3.47.00 より前のツールにて作成したプロジェクトでバージョン2を使用する場合は設定値を変更してください。

マーカーの複製に対応

以下のマーカーの複製に対応しました。

  • シーケンスループ
  • シーケンススタート
  • コールバック

CRI Atom Craft Ver.3.46.04 新機能トピックス

CRI Atom Craft ロボットの更新

以下の関数を追加しました。
今回の追加内容は、既存のロボット機能をサポートする機能です。

  • get_tool_version
    • CRI Atom Craftのバージョンを取得します。
  • clear_log
    • ログビューのログをクリアします。
  • get_file_path_with_dialog
    • ファイル選択ダイアログを表示して、選択したファイルパスを取得します。
  • get_type_name
    • オブジェクトの種類の名前を取得します。
    • get_object_from_path 関数で取得したオブジェクトを、種類で絞り込む用途に使えます。

詳細は CRI Atom Craft ロボット について の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.46.00 新機能トピックス

CRI Atom Craft ロボットの更新

詳細は CRI Atom Craft ロボット について の項目を参照してください。

macOS版 CRI Atom Craft の動作改善

  • VST3版のエフェクトプラグインにおいて、レイアウトが崩れGUIが正しく表示できない問題を改善しました。
  • 各ビューをフローティングウインドウ化すると、ウインドウが常に最前面に表示され、別のアプリの妨げになる問題を改善しました。

CRI Atom Craft Ver.3.45.00 新機能トピックス

「コンプレッサー」、「リミッター」をカスタムエフェクトプラグイン化

コンプレッサーリミッター をカスタムエフェクトプラグイン化しました。

プレビュー時のエフェクトかかり具合が視覚化されることで、エフェクトの調整がしやすくなります。

詳細は ASRカスタムエフェクトプラグイン の項目を参照してください。

ミキサーAISAC

DSPバスのパラメーター操作がAISACに対応し、パラメーターをリアルタイムに制御できるようになりました。

ミキサーAISACにて制御可能なバスのパラメーターは、以下です。

  • ボリューム
  • パンの角度
  • 他のバスへのセンドレベル
  • パンスプレッド

詳細は ミキサーAISAC の項目を参照してください。

HCAコーデックの音質改善

HCA コーデックについて、圧縮率を維持したまま音質の改善を行いました。
CRI Atom Craft Ver.3.45.00, CRI Atom Encoder Ver.3.00.06 以降で作成したゲームデータが対象となります。
本改善に伴い、デコード負荷が微増しています。
ライブラリは改善前のデータも再生可能です。

覚え書き
キューシートバイナリービルドを行うと、HCAコーデックを指定しているマテリアルは、音質改善したHCAに置き換わります。このため、CRI Atom Craftを旧バージョンからアップデートした際は、キューシートの設定を変えていない場合でも、再ビルドにより ACB/AWB に差異が発生します。

CRI Atom Craft ロボットの更新

  • ツリー、リストエディターの右クリックメニューからスクリプトの実行ができるようになりました。
  • 確認用ダイアログの表示( show_dialog ) に対応し、スクリプト実行中に、「はい」、「いいえ」などで分岐処理ができるようになりました。
  • マテリアル、マテリアルフォルダーの「ストリームタイプ」、「エンコードコーデック」、「エンコード品質」に対して、 get_actual_value で、実際に適用される値を取得できるようになりました。
  • get_script_argument を使って、コンソールツールからのスクリプト実行の際、コンソール実行時に与えた引数を取得できるようになりました。

詳細は CRI Atom Craft ロボット について の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.44.20 新機能トピックス

Nuendo 「Game Audio Connect」対応

Nuendo の 「Game Audio Connect」 機能を使用して、CRI Atom Craft と Nuendo をシームレスに接続して、オーディオデータのやりとりをスムーズに行えるようにする機能です。

  1. Nuendo で書き出したオーディオファイルを、直接操作することなく CRI Atom Craft へ受け渡すことができます。
    このため、2つのアプリケーション間でのオーディオファイルのやり取りの手間が減ります。
  2. CRI Atom Craft に登録済みのオーディオファイルから、書き出し元の Nuendo プロジェクトを開くことができます。
    1アクションで目的の Nuendo プロジェクトを開けるため、 Nuendo プロジェクトを探す手間が減ります。

詳細は Nuendo連携 の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.44.18 新機能トピックス

CRI Atom Craft ロボット

「CRI Atom Craft ロボット」は、CRI Atom Craft への大量のサウンドデータの登録や登録済みサウンドデータの設定変更というような、手間のかかる作業や人為的ミスが発生しがちな作業を任意のルールで自動化することができる機能です。
例えば、ロボット機能を使うことで次のようなことができるようになります。

  • オーディオファイルのインポートを自動化
  • 大量データへの編集を自動化
  • エラーフリーな追加配信データ作成
  • CSVなどの外部ファイルを用いたサウンドデータ生成
  • DAW、ゲームエンジン等、外部アプリケーションとの連携

CRI Atom Craft ロボット機能を活用することで、サウンドデザイナーの作業負担の軽減や運営型ゲームのデータ作成を簡略化、サウンド制作ワークフローの改善などに貢献します。

詳細は CRI Atom Craft ロボット について の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.44.00 新機能トピックス

「32バンドEQ」、「マトリクス」をカスタムエフェクトプラグイン化

32バンドイコライザマトリクス をカスタムエフェクトプラグイン化しました。
カスタムエフェクトプラグイン化により次のようなことができるようになりました。

  • GUI操作によるパラメーター操作
  • パラメーターのAB比較
  • プレビュー時のエフェクトかかり具合の視覚化

詳細は ASRカスタムエフェクトプラグイン の項目を参照してください。

AISACを使った音源の上下方向演出

AISACと3D音源の上下方向(仰俯角)パラメーターを連動させる「リスナー基準仰俯角AISACコントロール」、「音源基準仰俯角度AISACコントロール」を キューの設定 に追加しました。

詳細は 3Dポジショニング の項目を参照してください。

キュー単位のパンタイプ設定管理

パンのタイプ(パン/3Dポジショニング)をキュー単位で管理できるように、キューにパンタイプ設定を追加しました。
新規追加したウェーブフォームリージョンのパンタイプは、キューのパンタイプを参照する設定となります。
ウェーブフォームリージョンの設定を変更することで、個々のウェーブフォームリージョン単位でのキュー設定への上書きが可能です。

距離によるキューの再生数制御

カテゴリのキューリミット項目に距離による再生優先度「キュープライオリティー近距離優先」フラグを追加しました。
フラグを「True」に設定すると、キューリミットによって停止するキューとして、一番プライオリティーが低く、キューのパンタイプが「3Dポジション」で、一番遠距離であるものが選出されるようになります。

詳細は カテゴリ の説明を参照してください。

バスマップの1つ目のセンド先に任意のバス名指定

バスマップの1つ目のセンド先は、MasterOutで固定していましたが、1つ目のセンド先にも任意のバス名を指定できるようになりました。
キューのバスセンド設定で、MasterOutのボリュームを0にしないで、MasterOut出力しない設定ができるようになります。

ローカルファイル同期処理を改善

大量の波形ファイルに対してのローカルファイルの同期を実行したときの処理速度を改善しました。

CRI Atom Craft Ver.3.43.00 新機能トピックス

ツールの起動ライセンス認証をオンラインライセンス認証に変更

ADX2ツール(CRI Atom Craft、CRI Atom Encoder)の起動制御するライセンス認証をオンラインライセンス認証(ツールユーザーライセンス認証)に変更しました。

これまでのライセンス認証システムとの違い

  • ライセンス期限が無期となるため、期限切れによるライセンスファイルの再取得が不要になります。
  • ツールを初めて使うときに、ツールユーザーライセンスの申請が必要になります。(ツールインストール後、初回のみ)

ツールユーザーライセンスの申請
ツールユーザーライセンスの申請には、SDKに含まれる「CRIWARE オーサライゼーションツール(CriAuthorizationTool)」を使用します。
ツールユーザーライセンス申請の詳細は、ライセンス認証システムの手引き を参照してください。

注釈
オンラインライセンス認証は、Ver.3.43.00以降が対象です。
Ver.3.43.00より前のADX2ツールでは、ライセンス方式の変更はありません。
ライセンスファイルによる認証になります。

プロジェクト単位のライセンス認証「プロジェクトキー認証」を追加

  • ADX2ツールでビルドしたデーターを商用利用する際に必要なライセンスキーです。 (使用感の確認など、評価目的の場合は不要です。)
  • いくつかの機能の使用権限を制御します。
  • プロジェクトごとにタイトルと紐づいたプロジェクトキーの取得が必要になります。

プロジェクトキーの申請
プロジェクトキー申請フォーム からプロジェクトキー申請を行います。
プロジェクトキー取得後、CRI Atom Craftの プロジェクトキー管理 からプロジェクトキーをオンライン登録すると申請した権限が適用されます。
プロジェクトキー申請の詳細は、プロジェクトキーについて を参照してください。

注釈
プロジェクトキーの申請は、原則パブリッシャーの方から行っていただくようお願い申し上げます。
開発会社様、制作会社様より申請を行うことも可能ですが、複数企業間でCRIWAREを利用する際、プロジェクトキーのバッティングを防ぐため、申請前に一度パブリッシャー様にご確認ください。

JSON形式のACF、ACB情報出力

ACFやACBに記録されている情報のJSON形式出力に対応をしました。

詳細は JSON出力 ビルド(データの書き出し) の項目を参照してください。

波形ファイルブラウジングツール「CRI Solv」を追加

ADX2 ツールパッケージに波形ファイルをリスト形式でブラウジングするツール「CRI Solv」が加わりました。
PC内の大量の波形ファイルの情報を一度に閲覧しプレビューすることに特化し、検索機能を使って目的の波形ファイルを探すなどができます。

詳細は、「CRI Solv マニュアル」を参照してください。

CRI Solvの場所

  • Mac
    /Applications
    ┗━ CRIWARE
    ┗━ AudioUtility
    ┗━ CRI Solv
    ┗━ CriSolv.app
  • Win
    /cri
    ┗━ tools
    ┗━ AudioUtility
    ┗━ CriSolv
    ┗━ CriSolv.exe

CRI Atom EncoderをVer.3に更新

CRI Atom Encoder Ver.3の更新に伴い次の更新、変更をしています。

  • Windows版CRI Atom Encoderがmac版のCRI Atom Encoderのインターフェースに変わりました。
  • mac版CRI Atom Encoder がコマンドライン対応しました。

詳細は、V2版 CRI Atom Encoder からの変更点CRI Atom Encoderコンソール版 の項目を参照してください。

CRI Atom Tools Ver.2を別パッケージ化

CRI Atom Tools Ver.2を各種 SDK パッケージおよび、ADX2 ツール単体パッケージから除きました。
今後は個別に「CRI Atom Tools Ver.2 単体パッケージ」をテクニカルサポートサイトで公開していきます。

CRI Atom Tools Ver.2をお使いになる場合は、個別の「CRI Atom Tools Ver.2 単体パッケージ」をダウンロードしていただくようお願いいたします。

注釈
CRI Atom Tools Ver.2 ではライセンス認証の変更はありません。
ライセンスファイルによる認証になります。

CRI Atom Craft Ver.3.41.00 新機能トピックス

ウェーブフォームリージョン編集

ウェーブフォームリージョン(波形)の分割・トリミング・フェード処理に対応しました。
ダイアログの処理や、効果音にちょっとしたバリエーションを持たせる時にとても便利です。

詳細は タイムラインでのウェーブフォームリージョン編集 の項目を参照してください。

リストエディターの表示改善

  • 列の表示切り替えがアイコン化され、表示のカテゴライズも見直しました。
  • ツリーでの複数選択したオブジェクトもリストエディター表示対象に含まれるようになりました。
  • ツリーで同一種類のオブジェクトであれば異なる階層の選択も可能になりました。
  • 編集可能なセルの背景が暗めになり、編集不可項目との区別が見た目でつくようになりました。
  • リストの列の表示状態、列幅が保持されるようになりました。

詳細は リスト編集 の項目を参照してください。

CRI Atom Craft Ver.3.34.00 新機能トピックス

VSTプラグイン対応

VST2.4形式のプラグインをサポートしました。
お客様が独自に制作したエフェクトプラグインを使用することが可能です。
また、弊社と提携したサードパーティ製のプラグインを使用すれば、高品質な音響処理をゲーム中で簡単に利用することが出来ます。

詳細は カスタムエフェクトプラグイン の項目を参照してください。

画像中のプラグインはMcDSP社のAE600 Active EQです。

Mac版 CRI Atom Craft Ver.2.30.02 新機能トピックス

タイムライン等のレイアウトを自由に

用途に応じて自由にレイアウトを組み替えられます。
レイアウトのプリセット機能によって、瞬時に別のレイアウトに切り替えることもできます。

詳細は レイアウトメニュー の項目を参照してください。

Mac版 CRI Atom Craft Ver.2.27.02での対応

macOSに対応

Version2ではWindowsのみを対応していましたが、Version3ではmacOSでも使用できるようになりました。
動作環境については CRI ADX ツールの動作環境 をご覧ください。